商品の穀物を整理する小売店主。6月18日、カブールにて撮影(Photo by ADEK BERRY/AFP via Getty Images)

大国間で揺れ動くアフガニスタン情勢 キーポイントはタリバンの「武装解除」=中東アナリスト

本稿は、インド・ニューデリーを拠点とする大紀元記者Venus Upadhayayaがアフガニスタン情勢について専門家を取材したものである。Upadhayayaはインドおよび南アジアの地政学を専門とし、情勢が目まぐるしく変化するインド・パキスタン国境地帯での取材経験を持つ。

米バイデン大統領は25日にアフガニスタンのガニ大統領および国家和解高等評議会のアブドラ議長をホワイトハウスに招待し、アフガンからの米軍撤退について協議する。米政府が20日に発表した。米軍の撤退期限は9月に先延ばしされたものの、現地では政府軍とタリバンの戦闘が激化している。また、ロシアや中国、イラン等の周辺勢力もアフガン情勢に影響を与えうるプレイヤーであり、各国の動き方によって平和プロセスは大きく左右されうると専門家は分析している。

スコットランド在住の中東のアナリスト、ハミド・バーラミ氏は大紀元の取材に対し、アフガニスタンでの紛争はこの地域に根ざしたものであり、解決には多国間の協力が必要だと回答した。

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ためなら千回でも』(The Kite Runner)はアフガニスタン出身の小説家・カーレド・ホッセイニ氏が書いた小説で、2007年に映画化された。これは愛と裏切り、恐怖と罪悪感、後悔と救いに関する物語だ。
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[ワシントン 17日 ロイター] - 国連アフガニスタン支援団(UNAMA)のデボラ・ライオンズ事務総長特別代表は17日、イスラム主義組織タリバンが実権を掌握した後のアフガニスタン情勢に関する調査結果を国連安全保障理事会で発表し、過激派組織「イスラム国」系の組織「イスラム国ホラサン州(ISKP)が拡大しており、全土34件のほとんどに存在が確認されると説明した。 特使は、「ISKPは一時は首都と一部