中国武漢ウイルス研究所の元所長、石正麗氏(JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)

中国武漢研究所の石正麗氏、「中国軍とつながっている」=米メディア

米NBCニュースは30日、中国武漢ウイルス研究所の著名研究者、石正麗氏が少なくとも中国軍科学者2人と協力してコロナウイルスを研究していたことを証明する証拠を掴んだと報道した。米国では、中共ウイルス(新型コロナウイルス)が実験室から漏えいしたとの見方が強まっている。

石正麗氏は今年3月、米紙ニューヨーク・タイムズに対して、武漢ウイルス研究所と中国軍が協力関係にあることを否定した。

NBCニュースは石氏の発言を批判し、同氏と中国軍とのつながりを証明する証拠があるとした。同報道は、同氏が2018年に中国軍の研究者である童貽剛氏とコロナウイルスを研究していたと示した。また、2019年12月、石氏は中国軍の専門家、周育森氏とも同様の研究を行ったという。しかし、2020年9月の英字研究論文の中で、周氏は「故人」と紹介された。

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