「人災だ」鄭州市の水害に非難轟々 ダム放流も事前告知せず
「これは人災だ」。河南省の省都・鄭州市で起きた大規模な水害の発生から2日経った今、被害の全容が徐々に明らかになってきた。SNSを中心に政府の対応を批判する声が高まっている。地元政府が事前告知せずにダムの放流を行ったことが今回の大惨事につながったとの見方が強まっている。
地元気象当局は、今回の記録的な大雨を「千年に一度」の大雨と表現している。20日夕方から水位が急速に高まり、地下鉄5号線の海灘寺駅から沙口路駅までの複数のトンネルが浸水した。
水があふれている車内で撮影した1人の乗客はソーシャルメディアに投稿し、「水が腰まで上がってきている。この動画を見た皆さんに、通報していただくようお願いしたい。私たちは沙口路駅近くの地下鉄5号線の車内にいる」と訴えた。これは、同乗客が投稿した最後の動画とみられる。当時、消防も救急も市長ホットラインの電話も通じなかった。
関連記事
ファーウェイの外注先企業で社員100人超が集団抗議。現場はライブ配信され、怒号が飛び交う
中国でまた「地域ごとブラックリスト」? 高級ブランド「ミュウミュウ」が杭州の一部地域からの注文を拒否。ライブ配信業界の「返品地獄」が、ついに高級ブランド側の反撃を招いたのか
中国で当局が国民にダウンロードを強制してきた「詐欺対策アプリ」が、逆に個人情報流出源になっていた? 公安が市民の銀行口座情報を不正売買していたことが発覚
米中首脳会談を前に、中国の市民からは、トランプ大統領の率直な人柄を好意的に受け止める声が聞かれた。米国と同じように、民主主義と法治のもとで暮らしたいとの声も上がっている
米国で暮らす宗教的異見者の子供たちは、中国国内にいるのと変わらぬ過酷な選択を迫られている。自ら口を閉ざして沈黙を守るか、それとも声を上げて母国の家族の安全を危険にさらすか、という選択だ