南ア主要港、サイバー攻撃で作業に支障

[ヨハネスブルク 22日 ロイター] – 南アフリカのケープタウン港で、サイバー攻撃によって港湾コンテナ作業に支障が生じている。ロイター通信が22日入手したメールで明らかになった。

サブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ大陸)最大級の輸送ターミナルであるダーバン港も影響を受けた。消息筋3人が明らかにした。

ケープタウン港湾輸送協会は会員あてのメールで「港湾管理システムがサイバー攻撃を受けたため、システム復旧まで貨物作業は停止する」と説明した。

ダーバンやケープタウンなど主要港の運営に加え、輸出向けに鉱物資源などを輸送するための大規模鉄道網を有する南アの大手物流会社トランスネットの公式サイトは閲覧できない状態で、エラーのメッセージが表示されている。

関係者によると、障害は22日午前に発生したという。

同社は原因究明に努めているが、障害の原因がサイバー攻撃かについては言及を控えた。

トランスネットの港や鉄道は先週すでに、同国の一部で数日間続いている暴動によって大きな影響を受けている。

トランスネットへのサイバー攻撃と騒乱との関連について、政府高官は「調査中。確認あるいは解決し次第、公式にコメントする」と答えた。ただ、「今のところは無関係とみている」との見解を示した。

トランスネットによると、コンテナターミナルには障害が生じているが、鉄道輸送、パイプラインなどは通常通りという。

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