米国務長官、来週インドとクウェート訪問へ

[ワシントン 23日 ロイター] – ブリンケン米国務長官が来週26─29日にかけてインドとクウェートを訪問する。国務省が23日発表した。ブリンケン氏のインド訪問は初めて。

28日にはニューデリーで、インドのモディ首相およびジャイシャンカル外相と会談する。声明によると、議題には「インド太平洋地域への関与、民主主義的価値の共有、気候危機への対応」のほか、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応」が含まれるという。

ブリンケン長官は中国の影響力増大に対抗するために、インド、日本、オーストラリア、米国の対面式での4カ国首脳会談開催に向けた協議を行うとみられている。

長官はMSNBCに対し、インドがいずれ世界の新型コロナワクチンの供給において主要な源になるとし、「コロナ対応において極めて重要な国」と語った。

クウェートでは同国高官らと会談する。

関連記事
ラブロフ外相は14日、日本がロシアとの平和条約締結に向けた対話再開の用意があることをロシアは感じているとしたが、日本のこのような姿勢は、ウクライナ戦争をめぐるロシアに対する制裁を維持する日本の姿勢と矛盾していると述べた
韓国在職中の大統領が公捜処に逮捕される憲政史上初の事態が発生。不当捜査を訴える尹氏の声明や、公捜処の取り調べ体制の課題に注目が集まっている。
オーストラリア政府が2億豪ドルを投資し、国内初の希土類処理施設を開発。雇用創出やサプライチェーン強化に注力し、世界需要の4%を担う計画。
公安部に所属する内部告発者が中共の法輪功迫害の内幕を暴露した。告発者によると中共が海外で執拗に法輪功学習者に対する攻撃を行う理由は表面的なものにとどまらず、深い理由があるという
新型の垂直軸型風力タービン(VAWT)は、省スペース設計で野生生物にも優しい特性を持つ。従来型タービンが設置困難な地域で代替手段となる可能性がある。