チェコ、台湾にワクチン3万回分提供へ
チェコ政府は26日、台湾に対して新型コロナウイルス(中共ウイルス)ワクチン3万回分を提供すると発表した。これを受けて、台湾・外交部(外務省)の報道官は感謝の意を述べた。中東欧で、台湾へのワクチン寄贈を発表した国は、チェコがリトアニアとスロバキアに続いて3カ国目だ。
台湾外交部の欧江安報道官は27日、「世界各国で、変異株の影響で武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)が依然として猛威を振るい、新たな防疫課題をもたらしたこの重要な時期に、チェコの政府、議会、国民がタイムリーに支援の手を差し伸べ、台湾に真摯な友情と温かい配慮を示した。台湾政府と国民は、この支援に感銘した」と述べた。
また、欧報道官は、台湾へのワクチン提供で協力したチェコの衛生当局、外交当局、ミロシュ・ビストルジル(Miloš Vystrčil)上院議長、ズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)プラハ市長らに、感謝の言葉を述べた。
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