鄭州市地下鉄出口で、多くの市民が献花したが、当局はフェンスを設置した(微博)

鄭州の洪水、地下鉄出口の献花にフェンス 抗議の市民が連行される

中国・河南省鄭州市で発生した洪水災害の犠牲者の「初七日」にあたる26日、多数の犠牲者を出した同市地下鉄沙口駅の出口で市民による献花が行われた。一方、政府は花束などを隠すため障害物を設置し、批判を集めた。障害物を外した市民や記者が警察に連行された。

現場で撮られた映像によると、地下鉄の出入り口に置かれた花束には、それぞれメッセージカードが添えられており、カードには犠牲者の名前が書かれていた。

中国紙「紅星新聞」の記者である潘俊文氏は、「初七日を迎えた鄭州地下鉄5号線の犠牲者の遺族は出口で追悼を行ったが、見物人がいる中、関係部門は黄色いブロック板を設置して追悼現場の花を囲った。午後には別の出口も囲まれた」と投稿した。

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