7月28日、 加藤勝信官房長官は28日午後の会見で、東京五輪のソフトボール競技で日本が米国を下し優勝したことについて「大変喜ばしいことであり、心からお祝い申し上げたい」と述べた。資料写真、2020年9月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

五輪ソフトの日本優勝、「大変喜ばしい」=官房長官

[東京 28日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は28日午後の会見で、東京五輪のソフトボール競技で日本が米国を下し優勝したことについて「大変喜ばしいことであり、心からお祝い申し上げたい」と述べた。また、次々回のロサンゼルス五輪で競技種目に復活するか注視していきたいとの見解を示した。

加藤官房長官は優勝を決めた米国との試合をテレビの生中継で観戦したと説明。最終回に上野由岐子選手が再びマウンドに上がり、米国の最後の打者をキャッチャーへのファールフライに打ち取った瞬間は「思わず声を上げて拍手した」と述べた。

13年ぶりに競技種目としてソフトボールが復活し、その間に「トレーニングを積み重ね、存分に成果を発揮された」と語り、ソフトボールチームの結束力を賞賛した。

次のパリ五輪では競技種目から外れ、その次のロサンゼルス五輪での復活に期待がかかっていることに関連し、加藤官房長官は開催国の組織委員会の意向を踏まえて国際オリンピック委員会(IOC)が決めることになっているとの手続きを説明しつつ「日本でも人気の高い種目であり、ロサンゼルス大会での動向をしっかりと注視していきたい」と述べた。

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