2016年2月7日、日本の沖縄南部の石垣島に配備されている弾道ミサイル迎撃用として高い命中精度を誇る「パトリオット PAC-3」。 (Photo credit should read JIJI PRESS/AFP via Getty Images)

石垣島にミサイル防衛部隊 南西諸島で4カ所目 2022年度末まで=報道

防衛省は、強圧的な軍事拡張主義を取る中国共産党政権に対する抑止力を高めるため、台湾から南西諸島、九州における防衛能力を強化し、2022年度末までに沖縄県石垣島に陸上自衛隊のミサイル部隊を配備する計画があると日本や台湾のメディアが報じた。

防衛省関係者がメディアに語ったところによると、石垣島に配備予定の部隊の規模は500~600人。陸上ミサイルと地対空ミサイルを構える部隊と、武力攻撃や大規模な自然災害などに即時対応できる部隊からなるという。

近年、中国の軍事力の拡大に伴い、空母「遼寧」を中心とした中国海軍の艦隊が、宮古海峡を経由して、中国の対米戦略ライン「第一列島線」を横断することが多くなっている。

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