米出版社大手の編集者8人が辞職 中国少数民族のDNA論文掲載が発端
世界的な学術出版社ワイリー(Wiley)の編集者8人はこのほど、中国研究者が作成したウイグル族を含む少数民族の住民の遺伝子研究論文を医学雑誌に複数回掲載した問題で、辞職したことが分かった。論文作成には中国の政府機関や警察当局の協力があった。
米ニュースサイト「ザ・インターセプト(The Intercept)」は4日、ワイリーが発行する医学誌「分子遺伝学およびゲノム医学」(Molecular Genetics & Genomi Medicine)の編集者8人が一斉に辞職したと報道した。辞職の理由は、同誌は以前、中国少数民族の住民のゲノムを解析した研究論文を掲載したためだ。編集部には25人の編集者が所属している。
長年にわたって、国際社会は、中国当局が行っている少数民族の遺伝子に関する研究と、強制的なサンプリングに対して懸念を強め、批判している。海外の多くの科学者は、中国当局は遺伝子データベースや顔認識システムを利用して、少数民族を含む中国国民を監視し抑圧して、全体主義体制を一段と強める可能性があると指摘した。
関連記事
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う
中国深圳で電動バイク大量押収。通勤手段が消え、配達も止まりかけている。APEC前の規制強化の現場
中国で家畜感染病が拡大。豚肉急落し原価割れ。飼料高も重なり「売っても損、抱えても損」の状態に
中国でファーウェイ系の高級EVに不具合。手の動きで閉まるはずのドアが反応せず、動画は750万回再生後に削除。逆に不信感が広がっている
中国でスマートカーが無断で走り出す。所有者は追いかけるもドアは開かず。事故寸前の異常事態に不安の声が広がっている