英豪馬NZ新による「5か国防衛取極」軍事同盟強化 7月に訓練
「5か国防衛取極(FPDA)」締結国であるオーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、英国の軍隊兵士132人が2021年7月5日から14日にかけて仮想形式で「スーマン・ウォリアー(Suman Warrior)」演習を実施したことで、同軍事同盟の永続的な重要性が改めて実証された。
シンガポールの主導で実施された今回の演習では、安保脅威の模擬環境における指揮所の構築準備に焦点を合わせ、締結国5ヵ国の部隊の相互運用性の向上に取り組んだ。
オーストラリア国防省報道官はFORUMに対して、スーマン・ウォリアー演習は今年締結50周年を迎えた5か国防衛取極が地域安保の中核となっていることを実証するものである」とし、「同演習より、5か国防衛取極締結国は従来型の軍事作戦における協力体制の強化、信頼性と自信の構築、各国軍隊兵士間の専門的関係と相互運用性の推進を図ることができる」と述べている。
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