[クアラルンプール 15日 ロイター] – 東南アジアを歴訪中の米国のブリンケン国務長官は15日、随行記者1人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを受け、日程を切り上げ帰国の途に付いた。ブリンケン氏自身は15日の検査で陰性を示している。
米国務省の8日の発表によると、ブリンケン長官は10─12日に英リバプールで開催された主要7カ国(G7)会合に出席した後、13─16日にインドネシア、マレーシア、タイを訪問する予定だった。
ただ国務省報道官によると、ブリンケン長官は16日に訪問する予定だったタイの当局者に対し、「用心のため」ワシントンに戻ると伝えた。
記者が新型コロナ検査で陽性を示したのはマレーシアの首都クアラルンプール。ブリンケン氏のほか、他の政府高官は15日にクアラルンプールで受けた検査でいずれも陰性を示した。
マレーシア外務省によると、陽性を示した記者は直ちに隔離され、ブリンケン長官がクアラルンプールで行ったイベントには参加していない。
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