行き詰まるワクチン外交、迫る報告期限…「ウイルス研究所流出説」再浮上で追い込まれる中国共産党
新型コロナウイルスの発生源を巡って、中国武漢ウイルス研究所(WIV)から流出したとの説が再び注目を集めている。調査に携わったWHOの専門家がテレビ番組で内情を暴露した。米国下院の共和党議員が8月に公開した報告書でも研究所流出説にまつわる証拠が多数あることが示され、研究所流出説を後押しする形となった。バイデン米大統領は今年5月、ウイルスの発生源に関する調査を90日以内に報告するよう求めており、その期限が差し迫っている。
中国は発展途上国を中心にワクチンを提供する「ワクチン外交」を行っているが、その本心はウイルス漏洩に対する「責任逃れ」ではないかとの指摘もある。中国製ワクチンは信頼性に乏しく、供給網を拡大していく欧米製ワクチンに匹敵するものではない。
米下院外交委員会の共和党議員マイケル・マコール氏は8月2日、新型コロナウイルスは中国の武漢ウイルス研究所から流出したものであり、証拠も大量にあるとの報告書を公開した。
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