英、アフガン問題でタリバンと取り組み=ラーブ外相
[ドーハ 2日 ロイター] – カタールを訪問中のラーブ英外相は2日、アフガニスタンを巡る問題でイスラム主義組織タリバンと共に取り組んでいく必要があるとの認識を示した。ただ英政府はタリバンを直ちに承認しないと述べた。
ラーブ氏は訪問先のドーハで、タリバンによる全権掌握を受けアフガニスタンから退避した人たちが身を寄せている施設を訪問。その後、カタールのムハンマド外相との共同記者会見で、アフガニスタンがテロリストの温床にならないようにするよう、カタール当局者と協議したと表明。「英国のアフガニスタンに対するコミットメントは継続している。新たな現実に対応する必要があるということだ」と述べた。
ムハンマド外相は、タリバンとの対話を継続していると表明。アフガニスタンの首都カブールの空港の再開についてトルコと調整していることも明らかにした。
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。