国連人権理事会の特別報告者、アナイス・マラン氏は7日、ベラルーシ政府による人権団体への締め付けが原因で、同国の人権侵害を監視する国連業務が妨害されているとの見解を示した。写真はベラルーシのルカシェンコ大統領。ミンスクで5月撮影。ベラルーシ政府提供(2021年 ロイター)

ベラルーシの人権団体抑圧で監視業務に支障=国連特別報告者

[ビリニュス 7日 ロイター] – 国連人権理事会の特別報告者、アナイス・マラン氏は7日、ベラルーシ政府による人権団体への締め付けが原因で、同国の人権侵害を監視する国連業務が妨害されているとの見解を示した。

ベラルーシはルカシェンコ大統領によるデモ弾圧を巡り、欧米から制裁対象に指定されている。

同国で反体制派を抑圧する動きは続いており、保安当局は7月14日に、弁護士と人権活動家の事務所や自宅に強制捜査に入り、人権団体ビアスナの代表を含む10人以上の身柄を拘束した。

マラン氏はリトアニアの首都ビリニュスで記者団に、ベラルーシで最大の人権団体であるビアスナの抑圧は、国連によるベラルーシの人権侵害監視を妨げていると指摘。自身はベラルーシへの入国が認められていないため、ビアスナの協力がこれまでの任務で「必要不可欠」だったと説明した。

また、ビアスナの代表の拘束は「恣意的」で、訴追は「政治的な動機」に基づいていると批判し、釈放を求めた。

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