9月14日、中国の保健当局は南東部の福建省で、新型コロナウイルスの新規国内感染例が2倍以上に増加したと明らかにした。上海で先月5日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

中国福建省、コロナ新規感染が2倍以上に増加

[北京 14日 ロイター] – 中国の保健当局は14日、南東部の福建省で、新型コロナウイルスの新規国内感染例が2倍以上に増加したことを明らかにした。

国家衛生健康委員会によると、全国の新規国内感染者数は59人(13日分)で、前日の22人から増加。全員が福建省で確認された。

福建省ではこの4日間で、合計102人の市中感染が報告された。

今回の福建省での新型コロナ流行はホ田市で始まり、今月10日に最初の感染例が確認された。同市の一部の感染者の検体を調べたところ、感染力が強いデルタ株に感染していることを示す暫定結果が出た。

感染はその後、アモイ市にも拡大。同市で13日に確認された新規市中感染者は32人と、前日の1人から大きく増えた。

中国では10月1日から国慶節(建国記念日)の大型連休が控えており、通常は旅行が活発になる時期だ。中国で前回感染が拡大したのは7月下旬から8月で、観光業、接客業、運輸業が打撃を受けた。

ホ田、アモイ両市は感染リスクが高いとされる地区を封鎖し、幼稚園や学校の対面授業を停止、映画館やジムなど人が集まる施設を閉鎖するとともに、市民には不要不急の市外への移動を自粛するよう求めた。

アモイ市は国内旅行先として人気が高いが、航空便の運航状況データを提供するサイトVariflightによると、14日のアモイ発着便の約6割が欠航となった。

隣接する泉州市でも3人の新規市中感染が確認された、前日は6人だった。Variflightによると、同市を発着する便の7割が欠航となった。

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