ビクトリア州知事による「一帯一路」への署名に抗議するメルボルンの住民たち。2019年12月15日撮影(Grace Yu/大紀元)

豪ビクトリア州政府、議会の圧力で「一帯一路」覚書を公表 中国と情報共有などを約束

豪州ビクトリア州政府は20日、議会の強い圧力を受け、中国と締結した「一帯一路」の覚書を公表をした。覚書では同州政府は中国との情報共有や、中国企業が州の主要プロジェクトを獲得できるよう支援すると約束している。豪紙ヘラルド・サンが20日報じた。

同覚書は2017年3月に署名したもので、ビクトリア州政府がこれまで公表を拒否してきた。

覚書には、ビクトリア州政府は中国企業に対し、入札手続き、税制政策、紛争解決、市場参入などを支援する内容が盛り込まれている。

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