自民党総裁選がきょう投開票される。世論調査で人気のある河野太郎行政改革相が勝ち抜くのか、岸田前政調会長や高市前総務相が決選投票で逆転勝利するのか、党員票の動きは予想しづらく、「誰も結果が読めない」(党関係者)状態だ。写真は都内で17日、代表撮影(2021年 ロイター)

自民総裁選きょう投開票、結果は午後2時過ぎ 決選なら午後3時半過ぎ

[東京 29日 ロイター] – 自民党総裁選がきょう投開票される。世論調査で人気のある河野太郎行政改革相が勝ち抜くのか、岸田文雄前政調会長や高市早苗前総務相が決選投票で逆転勝利するのか、党員票の動きは予想しづらく、「誰も結果が読めない」(党関係者)状態だ。第1回目の投票は午後2時20分ごろに、決選投票となった場合は午後3時40分ごろに結果が発表される予定。新総裁はその後、党本部で記者会見する。

<決選投票の可能性、読めない党員票>

総裁選は382票の国会議員票と、全国110万人の自民党員・党友による382票(ドント式で分配)との合算で争われる。どの候補も過半数に達しない場合は、上位2候補による決選投票となる。決選投票は382の議員票と、各都道府県連代表の47票で争われるため、議員票の重みが増す。

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