自衛隊、災害出動は年平均200回以上…「災害対応活動はある意味戦闘に似ている」=専門家
洪水、台風、地震が頻繁に発生する群島国家の日本では、歴史的に自然災害が大きな課題となっている。そのため、自衛隊(JSDF)が国内の人道支援・災害救援(HADR)任務のために平均で年間200回以上出動する。
日本国際問題研究所(JIIA)の上級研究員を務める明海大学の小谷哲男教授はFORUMに対して、「自衛隊は1950年代から災害救援活動に関与している」とし、「しかし、1995年に発生した『阪神・淡路大震災』が転機となった。6,000人以上の死者が発生した同震災では、大規模な救済・救援活動が必要であった。
この経験により、公式には自衛隊の二次的任務とされていた災害救援を一次的任務と位置付けるべきであることが判明した」と説明している。
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