台湾の蔡英文総統、中国の手に落ちれば「壊滅的な結果に」…防衛にあらゆる手段つくす
台湾の蔡英文総統は5日発表の米外交専門誌フォーリン・アフェアーズの寄稿文で、台湾が中国共産党の手に落ちれば、アジアの平和と民主主義に「壊滅的な」影響を与えると国際社会にメッセージを送った。また、台湾の民主主義が脅かされるならば、防衛にあらゆる手段を尽くすと主張した。
台湾国防部は4日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に中国軍機が56機侵入したと発表。1日の数としては過去最多となった。10月1日から4日にかけて148機の中国空軍機の進入が確認された。
蔡英文氏は、台湾の歴史を「不撓不屈の奮闘史」とたとえ、「健全さや透明性の高い政治を主軸とした民主主義を実践してきた」と述べた。しかし、もし台湾が陥落すれば「現代の世界的な価値観の競争において、権威主義が民主主義を凌ぐとみなされてしまう」と危惧を示した。
関連記事
仏代表FWエムバペが毛沢東氏を「独裁者」と呼び批判を浴び、中国企業3社との契約を失い謝罪。米下院の対中国共産党特別委員会は、毛沢東は紛れもなく独裁者で謝る必要はなかったと指摘した
中国のAI・半導体株が急落。科創50指数は4か月足らずで40%下落し、時価総額は約4千8百億ドル減少した。個人投資家に損失が広がるなか、専門家は株価バブルの崩壊を警告
台湾在住の中国出身女性が、河南省で戸籍抹消の手続き中、台湾のパスポートを投げ返されたと訴えた。必要書類の案内も不十分だったとし、「特別扱いではなく、最低限の礼儀と分かりやすい案内がほしい」と改善を求めた
中国で9月の輸入車販売台数が前年同月比39%減、輸入台数は49%減となった。富裕層の消費が盛んな主要都市でも販売が低迷。景気減速や不動産不況に加え、中国製新エネルギー車の台頭で、高級ブランドの競争環境が厳しさを増している
中国各地で、昔ながらの街並みを再現した観光地「人工古鎮」が経営難に陥っている。過去8年間の投資総額は500億元超とのデータもある。不動産開発を優先し、運営や独自性を軽視した事業のひずみが表面化している