中国共産党内の江沢民派閥ナンバー2の曽慶紅氏(左)と姪の曽宝宝氏(大紀元が合成)

中国、不動産会社「花様年集団」が債務不履行 曽慶紅元副主席の姪がトップ

中国の不動産業界では債務危機が拡大している。業界大手の恒大集団に続き、不動産開発大手「花様年控股集団」は4日、同日に期日を迎えた約2億ドルの社債を返済できなかったと発表した。同社の実質的所有者で、曽慶紅元国家副主席の姪である曽宝宝氏が7日、国内SNS上で「専門のことはプロに任せるべきだ」と投稿したことが波紋を広げている。

曽宝宝氏は同投稿の中で、中国の慣用句「屁股決定脳袋」(人が就いている地位やポジションによって、考え方や物事の見え方、思想範囲が決まる)を引用し、同社の債務問題を高いポジションに就いている人に「委ねよう」と示した。

曽宝宝氏の父、曽慶淮氏(80)は曽慶紅氏の弟で、中国文化部(省)の特別巡視員、中華民族促進会副会長、文化部駐香港特派員などを務めた。兄の関係で、曽慶准氏は過去に中国国内や香港の芸能界を牛耳っていたとされる。

▶ 続きを読む
関連記事
博士なのに、また修士へ。就職できず「学び続けるしかない」中国の若者たちの現実
中国・広東の広場でまた無差別襲撃。5人死傷か。しかし情報は即削除、真相は見えず
中国が黄海・東シナ海に最大40日間の異例な空域制限を設定し、軍事・政治的意図に国際的関心が高まっている。演習未公表の不透明な措置は作戦準備や対外的圧力の可能性が指摘され、習近平の対外会談を控えた政治的メッセージとの見方も出ている。
中国の麦畑で地下水が赤く変色。農家は「怖くて食べられない」。それでも市場へ…この実態、見過ごせる?
中国で4月に大雪。開花した果樹が直撃され「もうだめだ」と声を詰まらせる農家も。「雪を止めてほしい」と祈る姿まで…