7月、キューバのハバナで携帯電話を見る若い女性たち。反政府デモが収束した頃インターネットの規制が緩和された(Photo by YAMIL LAGE/AFP via Getty Images)
【米国思想リーダー】

全体主義は「気力」を破壊する 貧困化するラテンアメリカ=活動家アントネラ・マーティさんインタビュー(1/3)

全体主義は人々の自由を抑制し、勤労意欲や動機を奪う。資源が豊富で、かつて経済成長が見込まれていたラテンアメリカは、独裁者の出現やポピュリズムの台頭によって貧困化した。大紀元英語版のインタビュー番組「米国思想リーダー」は、ラテンアメリカの自由を取り戻そうと奮闘するアルゼンチン人女性アントネラ・マーティさんに話を聞いた。

アルゼンチン出身のアントネラ・マーティさんは、「アトラス・ネットワーク」のアソシエイト・ディレクターを務める。自由を目指す活動家で、南米全土で意思決定機関との関係を構築してきた。同ネットワークは40年以上にわたり、経済的自由、政治的自由、個人の自由、法の支配、法の下の平等などを推進してきた。

「注目すべきはキューバだ」とマーティさんはいう。62年以上の専制体制が続くキューバでは、「サン・イシドロ」運動と呼ばれる民主主義デモが今年、始まった。自由を求めて、市民は動き始めた。限られた富を独占するキューバ政権に対する問題は、中共ウイルスの蔓延という災禍を経て、際立っていた。マーティさんによると、左翼や左派政党は、民主主義の話を好んで語るものの、独裁政権を支持してきたという。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIのジェームズ・コミー元長官が、2016年の機密文書漏洩をめぐりスパイ法違反などで3度目の起訴を受けた。公訴時効の延長を目的とした刑事訴状の提出に対し、コミー氏は司法省による権力乱用だと強く批判している。一方、司法省は広く認められた手続きであると強調した
元FBI幹部2人がハンター・バイデン氏のラップトップを巡る議会証言で虚偽の供述をしたとして起訴された。FBI長官は議会への嘘はシステムの根幹を揺るがすと批判している
米国の新規失業保険申請件数が19万4千件に減少し、約57年ぶりの低水準に迫った。企業の採用活動は低調だが、解雇も少なく、雇用市場は底堅さを維持。イラン戦争による経済への影響が懸念されるなか、「採用も解雇も少ない」状況が続く
米国人の33%が、死刑執行に失敗した死刑囚への再執行を支持。一方、39%は終身刑への減刑を支持した。テネシー州では薬物注射による死刑執行に失敗し、受刑者が生還する事例が発生。死刑制度のあり方が改めて問われている
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める