航行中の米海軍空母(米国海軍)

米軍事力、二正面作戦には不十分 予算増不可欠=シンクタンク評価

米保守系シンクタンク・ヘリテージ財団は20日、年次の米軍事力評価報告書を発表した。昨年と比較して軍の能力は向上しているものの、長年の米国の戦力指標である「2つの大きな紛争を同時に継続して戦える力」には不十分だと評した。

2015年から続くヘリテージ財団の年次報告書は、米国の安全保障上の課題と軍の対処能力を評価するもの。ケイ・ジェームズ理事長は序文で、評価を通じて、米国の政策立案者が軍の現状と動向を把握し、軍に必要な資金と支援が促進されることを期待すると述べている。

財団は戦力プラットフォーム指標として、陸軍が50の旅団戦闘団を備え、海軍が400隻の戦艦と624機の攻撃機を所有し、空軍が1200機の戦闘機・地上攻撃機を構え、海兵隊が30の大隊を持つべきだとしている。これらに加え、衛星プラットフォーム、地上通信局、戦闘を支援するのに十分な人員のいる宇宙軍が必要だという。

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