米議員、トルコにF16戦闘機機売却しないよう訴え
[ワシントン 26日 ロイター] – 米下院の民主党と共和党の11人の議員は、バイデン大統領とブリンケン国務長官に宛てた書簡で、トルコに対してF16戦闘機を売却しないよう訴えた。
議員らは、トルコがロッキード・マーチンのF16戦闘機を購入する可能性があるとの最近の報道について「深い懸念を抱いている」と述べた。書簡は10月25日付でロイターが26日に確認した。
「エルドアン大統領が9月にロシア製S─400ミサイル防衛システムを追加購入すると発表したことを受けて、敵対的行為を続ける条約上の同盟国に米国製の航空機を売却することで、国の安全保障を損なうことはできない」としている。
「これらの計画が進展した場合、議会が一丸となって輸出を阻止すると確信している一方で、米国には現時点でトルコ政府に高度な軍事機器を譲渡する余裕はない」としている。
ホワイトハウスはコメントの要請に応じていない。国務省報道官は議会とのやり取りについてコメントしないとしている。
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