2021年10月にパラオ沖で発見された機雷のような物体の画像を検査する米海兵隊員と日本地雷処理を支援する会の職員(写真撮影:マービン・E・ロペス・ナバーロ(タスクフォース・コア・モアナ21)三等軍曹/米海兵隊)

日米のパートナーシップがパラオにある第二次世界大戦時代の負の遺産を処分

FORUMスタッフ 太平洋戦争でそれぞれの軍隊が覇権を争ってから80年が経過し、現在では同盟国になった日米両国はパラオと連携してこの島国の海岸やサンゴ礁、ジャングルに放置されたままの不発弾による危険を取り除こうとしている。 

米第一海兵遠征軍(I Marine Expeditionary Force)のタスクフォース・コア・モアナ21(Task Force Koa Moana 21)に所属する米海兵隊員と海軍軍人は、日本の認定特定非営利活動法人である日本地雷処理を支援する会と協力して、2021年10月にパラオのサンゴ礁や火山島300カ所に散在していた地雷や砲弾やその他の兵器を見つけた。

タスクフォースの爆発物処理技術者である米海兵隊のウェスリー・L・バザード(Wesley L. Buzzard)二等軍曹はニュースリリースで、「我々の一番の優先事項は人間と財産を守るために交通量の多い場所や重要なインフラの近くに隠れている不発弾(UXO)を見つけ、除去することです。パラオの人たちが海岸や海の上でより安全に過ごせるようにしたいと考えています」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで大手防衛企業の経営陣と会談し、「高性能兵器」の生産を現在の4倍に拡大する方針で合意したと明らかにした
国防総省ヘグセス長官は3月4日、アメリカの潜水艦が前日夜、インド洋でイラン海軍の軍艦1隻を撃沈したと明かした。魚雷による敵軍艦の撃沈は、第2次世界大戦以来初めてだと強調
トランプ米大統領は、イランによるホルムズ海峡封鎖に対抗し、米海軍によるタンカー護衛や海運会社への保険提供など、エネルギー輸送確保に向けた方針を発表した