「ピアノ王子」も見逃さなかった北京最大の住民スパイ組織「朝陽群衆」その実態とは
「ピアノ王子」と呼ばれる人気演奏家のユンディ・リの買春行為を通報し、同氏の逮捕に「貢献」した北京朝陽区のボランティア団体「朝陽群衆」は最近、官製メディアに頻繁に取り上げられ注目を集めている。
2013年以降、少なくとも20人近くの著名人が「朝陽群衆」の通報で、摘発された。麻薬を使用したジャッキー・チェンの息子の房祖名の逮捕も「朝陽群衆」の情報提供がきっかけだった。
中国メディアの報道によると、「朝陽群衆」の歴史は40年以上前にさかのぼる。1974年、中国共産党機関紙の人民日報は、朝陽区の民兵組織が公安当局に協力して6人のスパイを捕らえたという記事を掲載した。
関連記事
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
深夜の住宅団地で、男性が担架に縛られ連れ去られる動画が拡散。理由はわからない。だが多くの人が「臓器狩り」を連想する。なぜそんな発想が自然に浮かぶ社会になったのか。
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
中共の温家宝元首相の直筆年賀カードがSNSで拡散。2008年の四川大地震を追悼する内容だが、党内激動の中での登場に政治的含意を指摘する声が広がっている
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。
習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている