環境保護団体「エクスティンクション・リベリオン」は26日、ブラックフライデーに合わせて米アマゾン・ドット・コムの欧州にある15カ所の倉庫で抗議活動を行った。写真は、英国・エセックス州のアマゾン施設近くに置かれたロケットをかたどった物体を排除する警察官。2021年11月26日に撮影。(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

米アマゾン、ブラックフライデーに環境団体から抗議受ける

[ティルベリー(英国) 26日 ロイター] – 環境保護団体「エクスティンクション・リベリオン」は26日、ブラックフライデーに合わせて米アマゾン・ドット・コムの欧州にある15カ所の倉庫で抗議活動を行った。

同団体は、ブラックフライデーが過剰消費への脅迫観念を象徴していると指摘。アマゾンの英国内の倉庫13カ所とドイツとオランダの倉庫を封鎖したと明らかにした。

アマゾンなどの企業が利便性を求める消費者の気持ちを利用して自然界を犠牲にし、消費をあおっていると批判した。

アマゾンの広報担当者は、英国内の各地に拠点を設けており、顧客への影響を最小限にするため努力していると説明した。

一方、ドイツでは、統一産業サービス労組ベルディがラインベルク、コブレンツ、グラーベンにある配送センターの従業員がスト入りしたと発表した。

フランスでも、国内の大規模労働組合の一つであるCGTがアマゾンの従業員にストを呼び掛けた。イタリアでは組合連合がストを報告した。

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