中国-ラオス鉄道が開通 多額の借金で債務の罠の懸念も
中国国境と東南アジアの内陸国であるラオスの首都を結ぶ、高速鉄道が3日、運行を開始した。ラオス経済の活性化に繋がると期待されているいっぽう、債務の罠を懸念する声が上がっている。
中国雲南省の省都・昆明とラオスの首都・ビエンチャンを結ぶこの路線は全長およそ1000キロ、時速160キロで走行。ビエンチャンから両国の国境まで3時間で到着する。
5年かけて完成した同鉄道は中国側が613キロ、ラオス側が422キロとなっており、中国基準で建設された。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のプロジェクトの一環となっており、将来的にタイ、マレーシア、シンガポールを結ぶ計画だ。
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