岸田文雄首相は13日の衆院予算委員会で、北京冬季五輪への対応を判断するタイミングについて、各国の様々な動きを勘案して決める、と語った。写真は12月11日、首相公邸で撮影(2021年 時事通信)

北京五輪への対応、各国の様々な動きを勘案して決める=岸田首相

[東京 13日 ロイター] – 岸田文雄首相は13日の衆院予算委員会で、北京冬季五輪への対応を判断するタイミングについて、各国の様々な動きを勘案して決める、と語った。高市早苗・自民党政調会長への答弁。

米英豪などは政府関係者を派遣しない「政治的ボイコット」を相次いで表明している。

岸田首相はこれまで「オリンピック・パラリンピックの趣旨、外交上の観点、諸般の事情を総合的に勘案し、国益に照らして自ら判断する。適切なタイミングを選んで明らかにしたい」と、繰り返し発言してきた。

高市氏が、適切な時期とはいつか質問。首相は「五輪開催までの期間の中で、各国の様々な動きを勘案したうえで、適切な時期を考える」と述べた。

関連記事
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。
ファーウェイが世界初の「三つ折りスマホ」 が先月下旬に発売し注目浴びるも、開始直後からトラブルが相次いでいる。サムスンのパクリ疑惑や購入後1か月で液漏れなど…
カナダ政府はTikTokカナダ支社を国家安全保障上の理由で閉鎖を命令。個人利用は禁止しないものの、データ収集や中国共産党の影響力行使への懸念が広がっている。各国でも同様の措置が進行中
14日に2025年版「世界大学就業力ランキング」が発表され、米国が上位を独占している。日本は東京大学を含む9校がランクインし、アジア全体で52校が250位以内に入り健闘した。
11月5日、イギリス上院議員デイビット・アルトン卿は、法輪功学習者が生きたまま臓器を摘出され、殺害される残虐行為を受けていることを強調し、イギリス政府は、中共のこれらの行為に、断固として反対すべきだと述べた