大韓民国(韓国)海軍駆逐艦「王建(Wang Geon)」(ブランドン・ファインバーグ(BRANDON FEINBERG)三等兵曹/米国海軍)

地域での懸念が高まる中、韓国とオーストラリアが防衛協力を深める

ここ数ヵ月の間に、インド太平洋で第4位と第5位の経済規模を持ち、それに相応した国防予算を備える2ヵ国が相互の防衛関係の深化に努めている。

 2021年8月から11月の間に韓国とオーストラリアは2回の閣僚級会議を開き、兵站支援協定を調印しただけでなく、オーストラリアが主催する大規模なが軍事演習に韓国が参加することや、両国の重要な防衛産業における協力体制を推進している。韓国政府とオーストラリア政府は、この動きは高まる共通の懸念に対処するための対策であると述べている。 

2021年11月2日にソウルで実施されたオーストラリア陸軍参謀長のリック・バー(Rick Burr)中将との会談の締めくくりとして、韓国の徐旭(Suh Wook)国防部長は、「両国の国防部/国防省間と軍隊間の協力体制を深めたい」と述べている。 韓国国防部のニュースリリースによると、徐国防部長は韓国防衛産業の大手ハンファ・ディフェンス(Hanwha Defense)社がオーストラリアの自走砲計画で「専属交渉先」契約を結ぶことになると述べている。

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