写真は、2021年7月22日の江蘇省連雲港(STR/AFP via Getty Images)

世界の海運データ狙う中国 悪用の恐れも

米政府は、中国が最先端の貨物データシステム「LOGINK(国家交通運輸物流公共情報プラットフォーム)」を通して海運データを握ることに懸念していると米紙が報じた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは20日付の記事の中で、中国の「LOGINK」が各地の港湾や物流ネットワークとの連携を強化し、世界の荷動きに関するデータを把握する能力を拡大させていると指摘した。

「LOGINK」は、中国の交通運輸部が監督している。公的データベースのほか、45万以上に上る世界各地の巨大港湾のユーザーから入力された情報にアクセス可能で、欧州や中東の貨物データシステムとも連携している。

▶ 続きを読む
関連記事
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
フィリピンのテオドロ国防省は中共の制裁に対し、「中国に資産はなく、行く予定もない」と述べた。さらに、中国の人々は友好的だとしながらも、そうした良さは「威圧的な政府体制」によって損なわれていると批判した
台湾は中共の軍事的脅威に対応するため、反艦ミサイルの配備を急ぐ。2029年初めには保有数は1800発超となる見通しだ
トランプ米大統領は今月4日、共産主義を強く批判する投稿を行った。記者団に応じた際、陶明記者にその場で投稿を読み上げるよう求め、自らも投稿の意図について説明した
ルビオ米国務長官は公聴会で、米国の対台湾政策は従来通りであると改めて強調し、中共が表現上の譲歩を求めているものの、米国側は一切修正しておらず、台湾海峡の現状維持に努めていると述べた。