香港メディア「立場新聞」運営停止 歌手の何韻詩さんら幹部逮捕で 国連などが非難
香港メディア「立場新聞」は29日、運営停止を発表した。現職と前職の幹部など7人が香港警察に逮捕され、事務所は強制捜査を受けた。中国共産党の影響を受ける香港当局の言論弾圧に対し、国際社会は厳しく非難している。
逮捕されたのは鍾律師元編集長や林紹桐編集長代理、元民主派議員の呉靄儀(マーガレット・ン)氏、同社役員で歌手の何韻詩(デニス・ホー)さんなど。鍾氏の妻で「蘋果日報」の副社長だった陳沛敏氏も再逮捕されたという。
「立場新聞」が自社Facebookで運営停止を告知すると、20分以内に7000人以上のユーザーが悲しい感情の絵文字を投稿したほか、「立場新聞」に感謝を伝える投稿も多数見られた。
関連記事
中国河南省が幹部に率先して有給休暇を取るよう求め、観光や交通の割引を組み合わせた消費刺激策を発表した。ネット上では、収入減や雇用不安が続くなか、休暇だけでは消費は伸びないとの声が上がっている
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか