2021年12月11日、スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部前で座り込みを行う活動家と、排除を試みる警察官。人権弾圧を理由に活動家は2022年北京冬季五輪開催に抗議した(Photo by VALENTIN FLAURAUD/AFP via Getty Images)

米国進出日系企業 サプライチェーンにおける人権問題 6割が経営課題と認識=調査

ジェトロが実施した調査によると、サプライチェーンにおける人権問題について、6割の在米日系企業が経営課題とみなしていることがわかった。

同調査は9月8日から28日にかけて実施し米国・カナダの日系企業1878社(米国1697社、カナダ181社)が回答。結果は12月17日に発表された。回答社の業種は、自動車等が81.8%、ゴム・窯業・土石が81.3%、電気・電子機器部品が75.0%だった。

人権意識の理由づけについて「人権問題の定期監査が実施されているから」「顧客からの問い合わせが増えているから」などの声があったという。新疆ウイグル自治区などの人権侵害に取り組むバイデン政権の通商政策を挙げる企業もあった。米国では今年3月、新疆で生産された製品の輸入を原則禁止する法律が施行される。

▶ 続きを読む
関連記事
FRBの新議長によるインフレ抑制の決意と追加利上げの観測から、ドルが1年ぶりの高値を記録。日欧中銀も金利引き上げに動く中、今後の米国債への需要や為替介入の思惑を含め、2026年後半のドル相場の行方を分析する
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか
連邦準備制度は、インフレが2%目標を上回って推移している原因をサプライサイドの供給ショックに帰因させている。 […]
史上最大級IPO後、SpaceX株は通常取引初日も6%上昇し時価総額2兆ドル超に。成長期待が高まる一方、損失や高評価への懸念、投資判断の分かれも浮上している
イーロン・マスク氏が世界初の「1兆ドル富豪」となった。この数字の裏には、より深い経済の物語が隠されている。それは、金融市場が「長期かつ高リスクの技術的賭け」に対して莫大な価値を与えているということだ