1月3日、米国で新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が急拡大する中、冬休み明けの学校の対面授業再開の延期、もしくはオンライン授業に急きょ切り替える動きが相次いでいる。写真は同日、ニューヨーク市内の学校で(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

米、冬休み明けの学校授業再開延期相次ぐ オミクロン株急拡大

[3日 ロイター] – 米国で新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が急拡大する中、冬休み明けの学校の対面授業再開の延期、もしくはオンライン授業に急きょ切り替える動きが相次いでいる。

ニュージャージー州ではニューアークを含む都市部の大部分の地域で、オンライン形式で冬休み明けの授業を再開。ウィスコンシン州のミルウォーキーでは、公立学校に通う7万人以上の生徒を対象に4日からオンライン形式で授業を行うと決定した。

オハイオ州のクリーブランドでも授業がオンラインに移行するほか、ミシガン州のデトロイトでは5日まで授業を中止する。

一方、休み明けの授業再開の遅延を防ぐため、首都ワシントンDCでは公立学校の職員と生徒に対し、学校に来る前に新型コロナ検査の陰性結果を政府のウェブサイトにアップロードするよう要請。カリフォルニア州でも同様の措置が準備されている。

ロイターの集計によると、米国の一日の新型コロナの新規感染者数の週間平均は41万8000人。感染急拡大で医療機関の逼迫が懸念されており、メリーランド州、オハイオ州、ワシントンDCなどでは新型コロナ感染による入院率が過去最悪の水準に達しつつある。

こうした中、米食品医薬品局(FDA)はこの日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンについて、12─15歳への追加接種(ブースター接種)を承認した。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。