安定性が脅かされる中、防衛強化を加速する日本(ロイター)

安定性が脅かされる中、防衛強化を加速する日本

当局の発表や専門家の見解によると北朝鮮、中国、ロシアからの継続的な軍事挑発に直面している日本は、追加歳出を盛り込んだ補正予算案を閣議決定し、「敵基地攻撃能力」も含めた選択肢を排除せず現実的に議論する姿勢を取るなど、防衛能力の強化に注力している。 

追加歳出により、日本と地域周辺の安定性に対する脅威を阻止する機能が向上すると考えられている。 岸信夫防衛相は2021年12月7日の記者会見で、日本防衛省が「防衛力強化加速会議」を立ち上げてこれまでに会議を2回開催したと発表した。

岸田文雄首相が発表した新たな国家安全保障戦略などの策定については、「厳しさを増す安保環境の中」では防衛力の強化が不可欠と説明している。 ジャパンタイムズ紙の報道では、2021年半ばに中国海警局船舶が尖閣諸島周辺の日本領海に毎日のように侵入している。

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