西安の都市封鎖、世界の半導体サプライヤーに混乱=米メディア
先月23日から続いている中国西安市の都市閉鎖は、半導体チップの供給不足を招く恐れがある。韓国のサムスン電子や米マイクロン・テクノロジーなどの国際半導体製造大手が同市で工場を構えているためだ。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の8日付が報じた。
サムスン電子とマイクロン・テクノロジーは、西安の工場の操業が都市封鎖の影響を受け、一部製品の納入が遅れたと発表した。2社は、グローバルな製造ネットワークを活用し、サプライチェーンの混乱による影響を最小限に抑えるよう取り組んでいると示した。
2社の西安工場の主力製品は、携帯電話やパソコン、サーバーなどに使われるDRAMや3D NANDチップだ。
関連記事
妊娠中にCOVID-19に感染した母親の子どもは、3歳までに自閉症など神経発達障害と診断される割合が、感染しなかった母親の子どもよりリスクは上昇するが、全体としてのリスクは低いと研究者は強調している
新型コロナの新変異株NB.1.8.1がEU域内で今後拡大する見通し。現在米国では感染の3割以上を占め、中国で急拡大した株でもある。
中共疾病予防管理センターの発表によれば、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の確定患者数は全国的に数週間連続で増加し、陽性率は22.8%に達した
中国共産党は新型コロナウイルスの流行がすでに沈静化したと主張しているが、各地では依然として死亡者数の高止まりが続いており、社会的関心が高まっている。亡くなっているのは高齢者に限らず、若年層や医療従事者にも広がっている。
中国各地でコロナ感染が再拡大し、住民や医師からは実態が公式発表を大きく上回る深刻な状況との報告が相次いでいる。