チベットで高さ30メートルの仏像取り壊し 僧侶に立ち合い強要
中国当局は最近、カンゼ・チベット族自治州にある巨大仏像を強制的に取り壊し、地元の僧侶とチベット住民に立ち合いを強要した。米国営放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)が4日報じた。
亡命チベット人が入手した現地消息筋の話によると、仏像の高さは99フィート(約30メートル)。四川省当局は「チベット人に教訓を与えるため」として、仏像を所有するトーサム・ガッセル(Thoesam Gatsel)寺の僧侶や現地のチベット住民に、昨年12月12日から9日間続いた解体工事への立ち合いを強制した。
仏像とともに、仏経を収納する仏具「転経器(てんきょうき)」45台も破壊された。
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