2019年、香港中文大学で学生が開催した抗議活動の記念イベント (Photo by Anthony Kwan/Getty Images)

香港で強化される「愛国教育」 中文大で必修科目に

中国中央政府は香港の大学で思想教育を強化している。香港中文大学は年内にも国家安全教育を新たな教科として追加する。必修科目に「今の中国を認識しよう(Understanding China Today)」を新設し、単位の取得が卒業の条件になっている。

米政府系メディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)はこのほど、情報筋の話として、1単位の必修科目「今の中国を認識しよう」が今後、追加されると伝えた。

同大は、すでに香港の「ミニ憲法」である基本法と国家安全について教育を実施している。教職員と学生向けに「国家安全」や「国際情勢と中国の外交」などの講座を開講した。

▶ 続きを読む
関連記事
上海の年越しが異例の静けさ。 上海一の繁華街・南京路の歩行者天国でも人影はまばら。 恒例だった龍華寺の除夜の鐘は直前で中止。 冷え込む街に、景気と社会の緊張感がにじむ
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
「不可抗力」で消えたライブ。 その言葉が示したのは天災ではなく、市民の拒否だった。 アラン・ユー事件後、中国芸能界で何が起きているのか
中国国営テレビが文化番組で捏造取材。名門一族の子孫とされた出演者を直系子孫が全面否定。文化財消失疑惑の最中に起きた不自然な演出が波紋を広げている。
中国国営テレビの旧正月番組で発表された公式キャラクターが、思わぬ議論を呼んでいる。なぜ祝福の演出が、不安や終末の連想につながったのか。