中国人権弁護士団、2021年の10大人権事件を発表
中国共産党の人権弾圧や思想統制に反対する130人の弁護士からなる「中国人権弁護士団」は20日、昨年の際立った中国人権事件10件を発表した。共産党体制下における権利侵害と抑圧的な環境に改めて関心を寄せるよう呼びかけた。
人権弁護士とその法律事務所に対する弾圧事件、全国的に行われている宗教弾圧政策と迫害、中国共産党の意に反する情報を暴露するウェブサイトに関与した人々への拷問と弾圧、香港の民主主義の損失などを同弁護団は例示した。
中国在住の人権活動家・郭飛雄氏の妻が今月10日、米国の病院でガンのため死去した。同弁護士団の創設者のひとりでもある人権弁護士・唐吉田氏が日本留学中で重病を患う娘に会いに出国を試みたが、許可されなかった。同弁護団は2件を並べて「中国当局は『国家の安全を脅かす』恐れがあるとして出国を許可しない」とコメント。異見者は特に基本的人権が権力者によって踏みにじられていると非難した。
関連記事
「中国の靴の都」と呼ばれる福建省晋江市の靴工場で大規模火災が発生。当局は死者28人と発表したが、この数字を疑問視する声も。事故後、工場の知られざる実態が次々と明らかになった
「一族ぐるみの腐敗」と異例の断罪 新疆トップを務めた馬興瑞が党籍・公職剝奪に。習近平側近の失脚で政権基盤に打撃も。背景には彭麗媛との関係や権力闘争との見方も浮上。
北朝鮮の核実験探知を研究していた中国系米国人地震学者がスパイ罪で中共に拘束された。地下核爆発を隠蔽する技術技術が狙いか
中国・内モンゴルの高速道路で大型トラックが検問を突破。なぜ彼らは止まらないのか
中国の映像業界でAI制作が急拡大し、ショートドラマ俳優の仕事が激減。帰郷して農業や野菜販売に従事する例が相次ぐ。制作コストの差と需要減が、業界に深刻な失業をもたらしている