写真は、安徽省の古村落、西逓村の古民居です。(shamuu / PIXTA)

【財商天下】400年にわたりビジネス界を席巻した安徽商人の伝説(3)

徽州商人は非常に商売の評価を重視するため、商品の品質への要求も高かったのです。清時代の末期に、徽州で最も有名な、胡開文墨店の2代目である胡玉徳は、水に浸しても崩れない墨を作りました。

その墨を買った客が、帰宅途中に不注意で、墨を水の中に落としてしまいました。水からすくいあげると、墨の塊が溶け出していることに気づき、すぐに胡玉徳のところに戻ってきました。 

胡玉徳は、すぐに1袋の高価で有名な墨塊を送りました。そして、すべての支店にこの新しい墨の販売を直ちに停止させ、これらの規格外の製品をすべて廃棄するよう命じました。

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