国際労働機関(ILO)の委員会は10日発表した報告書で、新疆ウイグル自治区での中国の政策について「深い懸念」を表明し、差別的であるとした上で中国政府に対し雇用慣行を世界標準に合わせるよう求めた。2018年9月撮影(2022年 ロイター/Thomas Peter)

ILO、中国の新疆での「差別的な」労働政策の変更求める

[ジュネーブ 11日 ロイター] – 国際労働機関(ILO)の委員会は10日発表した報告書で、新疆ウイグル自治区での中国の政策について「深い懸念」を表明し、差別的であるとした上で中国政府に対し雇用慣行を世界標準に合わせるよう求めた。

新疆ウイグル自治区に関するこの報告は、中国が冬季五輪を開催する重要な時期に、中国と米国の間の地政学的な緊張を高める可能性がある。

米国は中国の大量虐殺を非難し、他の西側諸国とともに新疆ウイグル自治区のウイグル人への対応を巡り五輪の外交ボイコットを行った。権利侵害の主張には、中国による強制労働や囚人労働といったILOの委員会が審査するものも含まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
Xは、中共との関連が疑われる約20万の偽アカウントからなるネットワークを発見した。AIデータセンターや電気料金をめぐる米国の議論への介入が疑われる一方、米国内でもデータセンター建設への反対が広がっている
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
中国・ネパール国境で発生した大規模な土石流について、専門家は氷河崩壊に加え、大規模開発など人為的要因が被害を拡大させたと指摘
AIやデータセンターの建設拡大を背景に、米国で電気工や配管工、重機オペレーターなど技能職の需要が急増している。AIインフラ投資が生み出す新たな雇用と人手不足
ChatGPTなどAIチャットボットとの私的な会話が、民事・刑事裁判の証拠として使われるケースが米国で増えている。AIに打ち明けた秘密はどこまで守られるのか。OpenAIへの政府の情報開示請求やプライバシー上のリスクを追う