岸防衛相、北朝鮮の新型ICBMに強い危機感 米全土射程の可能性
北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、岸信夫防衛相は25日の記者会見で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級であるとし、「次元の異なる深刻な脅威だ」と述べた。24日深夜にはオースティン米国防長官と電話会談し、日米同盟の強化と日米韓3か国での連携について確認した。
岸防衛相は、北朝鮮の弾道ミサイルは1万5000キロを超える射程になりうることから、アメリカ全土を射程に収める可能性があると指摘した。
北朝鮮のミサイルは24日14時半頃、同国西岸付近から東方向に発射された。防衛省によると、ミサイルは約71分飛翔し、北海道の渡島(おしま)半島の付近の日本の排他的経済水域内に落下したと推定されている。飛翔距離は約1100キロ、最高高度は6000キロを超えたという。
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