「目を覚ます時だ」医師ら、中国共産党の臓器収奪に言及
良心の囚人から生きたまま臓器を摘出する。この前代未聞の犯罪に手を染める者だけでなく、「沈黙」も共犯となるー。中国の臓器狩りに詳しい弁護士や医師らは23日、国連人権理事会で開かれたオンラインイベントに出席した。中国共産党が主導する臓器狩りがあまりにも長い間野放しにされてきたと指摘した。
中国共産党による強制臓器摘出は2006年に初めて明るみになった。中国北東部で働いていたアニー(仮名)と名乗る女性が、医師だった元夫が勤務先の瀋陽市蘇家屯病院で横行していた臓器狩りの実態を大紀元に証言した。2003年までの2年間、元夫は2000人あまりの法輪功学習者から角膜を摘出したという。
法輪功は「真善忍」という3つの理念を指針とする精神修養法だ。1999年7月20日、当時の江沢民国家主席は「名誉を失墜させ、財力を奪い、肉体を消滅させよ」との方針を定め、大規模な弾圧政策を実施した。今なお、その迫害は続いている。
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エポック・タイムズ上級編集者で、番組『米国の思想リーダーズ』の司会であるヤン・エキレック氏が執筆した『受注に応じた殺人:中国の臓器収奪産業と米国最大の敵の実像』が米紙ニューヨーク・タイムズのハードカバー・ノンフィクション部門ベストセラーにランクインした