上海市、都市封鎖を実施 市を東西に分けて順番に
中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者が急増する中国・上海市は27日夜、28日午前5時から市内を流れる黄浦江を境に、市を東西の2つの地域に分けて順番に都市封鎖を実施すると突如発表した。市は前日の会見で、経済活動の停滞に懸念を示し都市封鎖の実施を否定したばかりだった。
市当局の発表によると、金融街や工業団地などがある黄浦江以東の地域では28日午前5時から4日間の封鎖を実施する。続いて黄浦江以西でも4日間実施する。
都市封鎖中に、市民の外出禁止や一斉PCR検査が行われる。PCR検査を拒否し、その後感染が確認された市民には「法的責任を追及する」という。また、地下鉄やバス、タクシーなど交通機関の運行も停止される。
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「今の西安市政府は、市民が餓死あるいは病死しても構わないという態度を見せている。でも、市民が新型コロナウイルスで死ぬことを絶対に許さないのだ」
各方面は、感染力の強いオミクロン株が急速に広まるにつれ、都市封鎖という同対策は限界に近づくと予想している。
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