【新冷戦特別連載】権威主義の枢軸 第1回(全3回)
2049年までに経済的、政治的、軍事的に世界を支配しようとする中国共産党は、旧ソ連よりも大きな脅威となっている。世界各地で様々な同盟が結ばれる中、新冷戦がすでに到来したという見方もある。
中国の軍備増強に関する米国防総省の文書には、「中国はいわゆる『偉大な中華民族の復興』を達成するための重要な戦略の一環として、その権威主義体制と国益をさらに強固にするために国際秩序を再構築しようとしている」と記されている。
冷戦時代、旧ソ連の脅威は軍事的な領域にとどまり、複数の分野で世界を支配するという問題には至らなかった。
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
中国で利益を得られるのは「一時的」。技術を奪われ、市場は最終的に中国企業のものになる。西側企業は今ようやく、この現実に気づき始めた
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある