中国軍、南シナ海などで夜間訓練強化 21年は一昨年の3倍
中国軍は米軍の頻繁な偵察活動などに対抗して、黄海や東シナ海、南シナ海で夜間訓練を増やしていることがわかった。
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト2日付は、台湾の海軍軍官学校の元教官である陸立時氏の話として、中国軍は2021年、黄海、東シナ海と南シナ海で約100回の夜間訓練を行ったと報じた。うちの70回は「夜中の12時から夜明けの間で行われた」。
これに比べて、中国軍が20年の1年間に行った夜間訓練はわずか30回だった。夜12時からの訓練は11回にとどまっている。
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