英国閣僚「ロシア助ける考えなし」 捕虜交換の可能性巡り
[ロンドン 19日 ロイター] – 英国のルイス北アイルランド担当相は19日、ウクライナで捕虜になった英国人と親ロシア派政治家を交換する可能性について、ロシアを助ける方法を検討するつもりはないとの立場を示した。
ロシア国営テレビは18日、 ウクライナ軍と共に南東部マリウポリで戦闘に参加しロシア軍の「捕虜」になった英国人男性2人が、ウクライナ政府に逮捕された親ロシア派政治家と自分たちを交換するよう訴える映像を放映した。
ルイス氏はスカイ・ニュースの番組で、人質交換に向けて英政府が関与するかどうか問われ「プーチン(ロシア)大統領に近い人物を制裁しているところであり、ロシアを助ける方法を検討するつもりはない」と述べた。
捕らわれている英国人2人の状況についてはコメントを控え、ウクライナに不法に渡航しないよう要請した。
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