2008年1月24日、インド国旗(Photo by Simon Cross/Getty Images)

インド、リトアニアに代表部開設へ 中国に代わる選択肢を提供

インド政府は4月末、リトアニアに代表部を新設すると発表した。中国から報復を受けるリトアニアとの関係強化の背景には、中国に代わる選択肢としての地位を確立しようとするインド政府の狙いがあると専門家は分析する。

27日に発表されたプレスリリースのなかで、インド政府は「リトアニアにおけるインド代表部の開設は、インドの外交拠点を拡大し、政治関係や戦略的協力を深めることになる。二国間の貿易、投資、経済活動の拡大や人脈の強化、多国間協議における持続的な政治的働きかけが可能となる」と記した。

ニューデリーに拠点を置くオブザーバーリサーチ財団のハーシュ・パント氏は、リトアニア代表部の新設は「インドの幅広い外交政策の目的の一部」と述べた。そして「昨年11月以降の中国とリトアニアの状況を考えると、インドも中国に対抗できると示すことを目的としている」と大紀元の取材に答えた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党大使の「武力を用いれば簡単に勝てる」との趣旨の発言に、フィリピンのマルコス大統領が「脅しに近い」と不快感を表明。南シナ海を巡る中比の対立が、外交の場でも深まっている。
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った
インドの首都で選挙人名簿改訂をめぐる抗議活動が続いている。野党は改訂が与党に有利だと批判し、最高裁へのデモ行進を計画。10月12日には安全上の理由から地下鉄6駅が閉鎖され、市内の道路でも交通規制が実施
フィリピン軍は、中共が9月に南シナ海の重要な敏感海域に派遣した軍艦と海警船の数が、ほぼ倍増したと明らかにした。先週末には、中共のJ-16戦闘機がフィリピンの哨戒機に危険な接近を行い、フィリピン側の抗議を招いた
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた