4月16日、都市封鎖措置がとられている上海で、路上に座り携帯電話を操作する男性 (Photo by Getty Images)

ウクライナ侵攻について…中国共産党の本音を暴露する「大翻訳運動」

インターネットコンテンツを制限する「金盾のファイアウォール機能(万里のファイアウォール)」に囲まれた中国国内で発信されているロシアのウクライナ侵攻に関する投稿意見を国外のインターネットユーザーに向けて翻訳する「大翻訳運動(大翻译运动)」アカウントが登場した。このアカウントは同戦争に関する中国国内のネットの実態を世間に曝すことを目的としており、翻訳されている内容は中国共産党(CCP)の宣伝工作とロシア批判禁止方針に大きく影響を受けているものばかりである。

クラウドソーシング型のこの匿名Twitterアカウント(TGTM_Official)に参加する某ユーザーが説明したところでは、中国語のソーシャルメディアプラットフォームで発信されている意見をボランティア翻訳者が英語などに翻訳している。

同アカウントが登場したのはロシアとウクライナ間の緊張が高まりつつあった2022年2月中旬のことで、複数のボランティアが中国語のオンラインコメントを選択してさまざまな言語に翻訳し、ハッシュタグ「#TheGreatTranslationMovement」を付けてツイートするという仕組みである。

▶ 続きを読む
関連記事
国際原油価格の上昇が続くなか、中国共産党(中共)国務院台湾事務弁公室は「台湾は石油供給が途絶える」と主張したが、この発言に対し、ネット上では反発の声が上がった。一方、台湾政府は燃料価格の上昇を抑えるため、価格安定措置を打ち出している
情報筋によると、「これほど多くの共産党員が刑務所にいるのは見たことがない。かつては赫々とした官僚だった者も多く、中には数百万規模の賄賂を受け取った者もいる。党内関係者の割合が、通常の刑事犯を大きく上回る状態だ」
中共はロシアやイランを支援して米国を牽制する戦略を描いたが、逆にトランプ大統領が世界各地の中共の戦略拠点を次々と潰している。ホルムズ海峡護衛問題ではトランプ氏に「王手」かけられ進退窮まっているようだ
中国の巨大都市・重慶のトップ、胡衡華市長が電撃解任。かつての同僚との共通点である「家族ぐるみの利権汚職」が浮上している
中国各地で当局によるドローンの農薬散布が強行され、蜜蜂が大量死する事態が発生