ウクライナ侵攻について…中国共産党の本音を暴露する「大翻訳運動」
インターネットコンテンツを制限する「金盾のファイアウォール機能(万里のファイアウォール)」に囲まれた中国国内で発信されているロシアのウクライナ侵攻に関する投稿意見を国外のインターネットユーザーに向けて翻訳する「大翻訳運動(大翻译运动)」アカウントが登場した。このアカウントは同戦争に関する中国国内のネットの実態を世間に曝すことを目的としており、翻訳されている内容は中国共産党(CCP)の宣伝工作とロシア批判禁止方針に大きく影響を受けているものばかりである。
クラウドソーシング型のこの匿名Twitterアカウント(TGTM_Official)に参加する某ユーザーが説明したところでは、中国語のソーシャルメディアプラットフォームで発信されている意見をボランティア翻訳者が英語などに翻訳している。
同アカウントが登場したのはロシアとウクライナ間の緊張が高まりつつあった2022年2月中旬のことで、複数のボランティアが中国語のオンラインコメントを選択してさまざまな言語に翻訳し、ハッシュタグ「#TheGreatTranslationMovement」を付けてツイートするという仕組みである。
関連記事
中共第21回党大会を前に、高官の摘発が加速している。2026年上半期に処分された省・閣僚級以上の幹部は74人に上り、前年同期の2倍を超えた。専門家は、相次ぐ処分によって官僚の間に不満や動揺が広がっているという
中共は7月23日、元幹部3人に対する厳重処分を相次いで発表した。温家宝元首相の元秘書が「偽造身分証」を使用していたという異例の罪名が浮き彫りになったほか、機密漏えいや大学内の不正など、中共官僚機構の深い腐敗構造が改めて露呈
中国の一部SNSアカウントが中共幹部の失脚を事前に示唆している問題で、官製メディアが体制内の「内通者」による情報漏えいを報道した。学者は金銭目的だけでなく、党大会前の権力闘争や派閥間の情報戦が背景にある可能性を指摘
中国の国有金融機関幹部を対象に資産や収入の厳格な調査が進む中、監査回避を目的に離職しパスポートを取得して海外へ渡る動きが浮上。資産確認は家族名義や海外不動産にも及び、当局は実態把握を急いでいる
中国共産党(以下、中共)の権力の本質は、典型的な「土匪型権力」である。すなわち、暴力によって権力を奪取し、さらに暴力によってその権力を維持するというものである。