日米、半導体製造能力強化などで合意 経産相「有志国連携をけん引」
[東京 5日 ロイター] – 訪米中の萩生田光一経産相とレモンド商務長官は5日(米国時間4日)に会談し、半導体のサプライチェーン(供給網)において、半導体製造能力の強化・多様化、半導体不足に対する緊急時対応の協調、研究開発協力の強化などを進めることで合意した。萩生田経産相は会見で「多角的・重層的な協力を進めていくとともに、他の有志国を含めた連携を日米でけん引していく」と述べた。
日米両国は、オープンな市場、透明性、自由貿易を基本とすることなどで合意し、「半導体協力基本原則」として発表した。萩生田経産相は日本がかつて「日の丸半導体」として1国で進めようとして失敗した過去を振り返り「1国で賄うことは現実的ではない。それぞれが得意分野で協力していく」と述べ、相互補完に国としてもコミットする方針を示した。日米に加え、同志国・地域間で連携を広げていく。
日本政府は、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本に工場を建設する際に補助金を拠出するなどの支援を行ってきた。萩生田経産相は、米国で活動する日本企業に対して何らかの財政支援を行うことは現時点で考えていないとしながらも「日米で足らざるところを補完できるような体制を強化していきたい。そのために必要な支援があれば果敢に行っていきたい」とした。
関連記事
外国為替市場で円安が進行する中、片山財務大臣は「投機的な動きには断固として強い措置をとれる」との姿勢を示し、為替の過度な変動に対して警戒感を強めている。連休中も米国当局と緊密に連絡を取り続ける考え
高市早苗首相は24日、衆院厚生労働委員会で健康保険法などの改正案を巡る審議に出席し、現役世代の社会保険料負担について「現役世代の保険料率の上昇を止めて、引き下げていく」と強調した。
同志社国際高校の修学旅行生が巻き込まれ、17歳の生徒が死亡したボート転覆事故をめぐり、参政党の梅村みずほ議員が国会で安全管理や平和教育のあり方について問題を提起した。
国家情報会議設置法案が23日、衆院を通過した。与党に加え、中道改革連合や国民民主党などの賛成多数で可決され、今国会で成立する見通しとなった。
財務省と経済産業省は22日、アジア系投資ファンドのMBKパートナーズに対し、牧野フライス製作所の買収(TOB)計画を中止するよう外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づき勧告した。防衛産業の基盤となる工作機械技術の流出懸念が背景にあり、異例の対応となった。